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2002年1月


1月14日(月)〜1月26日(土)
丸二週間も更新をサボって何をしていたのか不審に思われる向きもあるかと思います。
お答えしましょう。これが答えです。

いよいよサンタロボのレジンキャストキット(いわゆるガレージキット)が量産体制に入りました。あとは抜いて抜いて抜きまくるだけです。
では,ここに至るまでの道程をお伝えしましょう。
1月18日(金)
全パーツの表面処理を完了したので,両拳のパーツで型取りの試験を行いました。

作業開始直前の様子です。

パーツを油土(油粘土)に埋めた様子です。これからシリコン(合成ゴムの一種。液体である主剤と硬化剤を混ぜることで硬化する)を流すので,周囲に壁を作ってあります。

シリコンを流した直後の様子です。
1月19日(土)

シリコンが硬化したのを確認して,油土を取り除きました。

再び油土で壁を作り,離型剤(型から外れやすくするための油)を吹き付けたあと,反対側にもシリコンを流しました。こうやって上半分と下半分の2回シリコンを流して初めて,一つの型ができあがります。
1月20日(日)

型が完成しました。次はレジンキャスト(A,B二種類の液体を混合することで硬化する合成樹脂の一種。いわゆるガレージキットの材料として広く使われている)による型取りの試験を行います。

……と,その前に段ボールで簡易ベランダを作りました。

この通り,窓の外の柵にぴったりのサイズです。人間が外に出ることはできませんが,硬化待ちのパーツなどを部屋の外に置いておくには充分です。

ついでに,簡易塗装ブースも作りました。スプレーの粒子が飛び散るのをある程度防ぐことが期待できます。

という訳で型取り試験の結果です。なかなか上手くできました。
1月24日(木)
型取り試験でおおむね満足のいく結果が得られたので,他のパーツの型取りも始めました。

失敗したパーツの数々。まさに死屍累々。
だが無駄死にではないぞ!(謎)

1月7日(月)〜1月12日(土)
サンタロボ実体化計画も,いよいよ佳境にかかってきました。
バルサ材は柔らかくで削りやすい反面,表面をある程度以上滑らかにすることができない欠点があります。
そこで,ファンド(石紛粘土)で表面処理を行うことにしました。

一応の形になっていたサンタロボを一旦解体し,打ち込んであった釘も全て引き抜いてからファンドを薄〜〜〜く盛り付けました。

手足のパーツは左右共通なので,右腕右脚のみ処理しました。
向かって右上にあるのは,先日針金で骨組みを作ったチョッキ(追加装甲?)です。思ったより良好な結果が得られそうです。
ここから削った盛ったを繰り返して表面を整えていきます。来週には複製の実験を行う予定です。
1月3日(木)「賀正」
という訳で,京都から帰って参りました。
名古屋付近では雪のために新幹線が徐行運転になって大変でした。
これってやっぱり,日頃「のぞみ」が通過している恨みなんですかねぇ(笑)
いや,最終的な遅れは30分弱で済んだんですけど。
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